【 梓 】 「こんな所で、オークの赤ちゃんを産むなんてっ、ふーっ、くふぅっ、絶対に嫌よ! ふっ、くぅううっ!」
 

 このままでは、自分が守ろうとしていた人々の前でオークの子供を産まされてしまう——
下半身をいきませて必死に堪えようとするものの、一度、始まってしまった分娩を止めることは出来なかった。

【 梓 】 「お゛ぐっ、あ゛っ、そんな、子宮の入り口が開いてっ、んぐっ、お゛っ、いやっ、出てきちゃうっ」
 

 子宮口がくぱっと開き気味になり、子宮が収縮しつつ胎内の子を膣道へと押し出し始める。

【 梓 】 「ひぎっ、あっ、ハッ、痛っ、ひはっ、ハッ、はぐっ、お゛っ、お゛ぐっ、ふぐぅううっ」
 

 オークの子供は人間の子供に比べて遙かに大きく、まるでロードのペニスを入れられた時のように膣穴がゴリゴリと押し広げられていく。

【 梓 】 「ハッ、ハッ、ハッ! し、死ぬっ、ふぐっ、んおおっ、おひっ、んっ、んぐぅっ!」
 

 猛烈な痛みに意識が遠のき、台の上に縛り付けられた体がガクガクと激しく痙攣する。
そのとき……。

【 ?? 】 ≪ッ……マザァァァッ!≫
【 梓 】 「ひっ!!?」
 

 頭の中へと直接響いてきた不気味な声に、ぎょっとして息をのんだ。

【 梓 】 「この声、まさかお腹の子のっ……んひぃいいいいっ!」
 

 その直後、かつて私がロードを産み落とした時と同じように、全身を覆っていた猛烈な痛みが快楽へと変換され始めた。

【 梓 】 「お゛ひっ、あ゛っ、い゛やっ、またこんなっ、お゛あっ、あ゛ひっ、あ゛っ、お゛ふぅうっ!」
 

 脳が蕩け、神経が焼き切れそうなほどの快楽が全身を包み込み、たまらず獣のようなよがり声をあげてしまう。

【 オークの子供 】 ≪マザァァッ、マザァァァッ!≫
【 梓 】 「ひぐっ、あひぁっ、やめてっ、おひぃっ、私の体、おかしくしないでっ、ひぐっ、ん゛おっ、お゛ひっ、あひぃんっ!」
 

 猛烈な快楽に剥き出しの乳房がぷるぷると震え、突起しきった乳首の先からピュルピュルと母乳を噴き出し始める。
クリトリスも充血して、はしたないほどに膨らんでしまっており、熱く火照った膣穴の奥からは白濁した愛液が大量に溢れていた。
——見てみろよ。オークの子供を人前で産まされて、感じてやがる。
——オーク達に捕まっている間も、デカチンポでよがり狂っていたんじゃないのか。
——こんな女に希望を託していた私達が馬鹿だったわ。もう、何もかもお終いよ。
出産しながら快楽に身悶えている私の姿を見て、集まった人々は侮蔑の表情を浮かべ、罵りの言葉を口にする。

【 梓 】 「くふぁ、あひんっ、違うのっ、はぁはぁ、これはオークの能力でっ、んひぅっ、私は望んでなっ、んひっ、あひぃっ!」
 

 ジロジロと股間に向けられる好奇の視線に、羞恥心が高まり、快楽と合わさって頭の中が真っ白になる。
その間にも、オークの子供は膣道をギチギチと押し広げながら通り抜け、入り口へと近づいていた。

【 梓 】 「ああっ、生まれちゃうっ、オークの赤ちゃんが、ふんぐっ、おひんっ、だめっ、くっ、ふぅうっ」
【 ロード 】 「ブフフッ、ヨク、見テ、オクガイイ。オ前達ノ、最後ノ、希望ガ、オーク、ノ、雌ニ、ナル、姿ヲナ」
 

 ロードは勝ち誇った笑みを浮かべながら、今にもオークの赤子を産み落としそうになっている私を見下ろしてくる。

【 梓 】 「ふぐっ、うぅぅっ! お、覚えていなさいっ、お前だけは、絶対に許さなっ——」
【 梓 】 「んふぅうっ!?」
 

 快楽に耐えながらロードを睨み付けた直後、膣口がギチギチッと広がり、いよいよオークの赤子が膣から這い出してきた。

【 梓 】 「ハッ、ハッ、待って、んはっ、だめっ、だめよっ、ふんぐっ、お゛っ、もう、オークの赤ちゃんなんて、産みたくなっ、ん゛んんっ!」
 

 強烈な快感へと変換された痛みをともないながら、膣口がグボッ! っと限界以上に押し広げられ、異形の赤子が姿を現す。

【 梓 】 「う、生まれっ……おぐっ、お゛っ、お゛ふっ、い゛や゛っ、あ゛っ、あ゛ひぃいいいいいっ!!」
 

 下腹部からこみ上げてきた熱い衝動に抗えず、絶頂へと達してしまった体を快感が駆け抜け、左右の乳首から勢いよく母乳が噴き上げる。
その直後、膣口から這い出したオークの赤子が、ベチャッ、と台の上に落ちた。

【 オークの子供 】 「ギッ、ギッ……マッ、マザァァァッ!」
【 梓 】 「ひっっっ!! いっ、いやぁあああああっ!!」
 

 母乳まみれの赤子——自分が産み落とした異形の子の姿を目にして、嫌悪感に全身の毛が逆立ち、たまらず絶叫してしまう。
それは周囲で見ていた人々にとっても同じ事で、そこかしこから悲鳴があがり、中には卒倒する人までいた。

【 オークの子供 】 「ギッ、ギギッ」
【 梓 】 「はぁ、はぁっ、なにをっ……んひぃっ!?」
 

 オークの赤子は奇声をあげたかと思うと、生まれた直後にも関わらず小さな四肢をもぞもぞと動かし、私の下腹部をよじ登り始めた。

【 梓 】 「いやっ、こっちに来ないでっ、ふっ、くっ、ううっ!」
 

 出産を終えたばかりで力が抜けている体を必死に暴れさせ、逃げようとするものの、四肢を拘束されている状態ではそれも叶わない
その間にも、オークの赤子は母乳の甘い匂いに誘われるように、まだ丸みを帯びている腹部を登り、私の胸元まで辿り着いた。

【 梓 】 「ひぅっ、あひんっ、そんなっ、おっぱいを、あふぁっ、吸わないでっ、んふぁっ、あっ、あひぁっ」
 

 小さな両手で私の左乳房を握り締め、硬く尖った乳首にしゃぶりついたオークの子供が、ジュルジュルと音を立てて母乳を吸い始める。

【 梓 】 「あひっ、んひぅっ、いやっ、強く吸ったりしたら、んひぁっ、乳首が痺れっ、くひぅっ、おっ、おふんっ」
 

 赤子とは思えないほどの強さで乳首を吸い上げられるたびに、快感がビリビリと体中を駆け抜け、性感が再び高まってくる。

【 梓 】 「また出ちゃうっ、おっぱいがっ、あひっ、あっ、あふぁあっ!」
 

 乳房全体が熱く火照り、張り詰めた感じになったかと思うと、左右の乳首から母乳が勢いよく噴き出した。