すでに突起して乳輪から出てしまっている乳首を指で弄びながら、剛さんがふたたび割れ目の中に舌を入れてくる。

　わたしのせいで、陽一にまで辛い思いをさせることは出来ない。
　恥ずかしさを必死に堪えながら、震える唇を開いていく。

　淫らな言葉を言わされ、羞恥心に頭がクラクラとする。
　悔しい。恥ずかしい……そんな気持ちとは裏腹に、身体がどんどん熱くなっていく。
　もしかして、剛さんの言うとおりなの？　わたしは無理やりされて感じるような変態だったの？

　背徳的な興奮に背筋がゾクゾクと泡立ち、強く疼いた下腹部から絶頂の感覚が込み上げてくるのを覚え、身体を緊張させる。

　オーガズムと同時に、強烈な快感が全身を包み込む。
　股間からびちゃびちゃと愛液が飛び散るのと同時に、左右の乳首から母乳が噴き出していく。

　体液を噴き出しながら喘いでいるわたしの姿に、剛さんは興奮しきった様子でヒクついている秘唇を舐め回してくる。

　剛さんは股間から顔を離すと、中腰になり、わたしのお尻を両手で握りしめながら股間を前に突き出してきた。

　あの映像のことを持ち出されると、わたしは言いなりになるしかなかった。

　意地の悪い口調で言いながら、腰を前後に揺すり、割れ目にペニスの裏筋を擦りつけてくる。
　ぬちゅっ、ぬちゅっ、と卑猥な音が響き、割れ目から愛液が垂れ落ちる。

　ごめんなさい、あなた。陽一を守るために、仕方ないんです……。

　夫に対する罪悪感と、猛烈な羞恥心に涙を零しそうになる。
　それでも剛さんに言われた通り、わたしの身体はいっそう火照ってしまっていた。

　満足げな笑みを浮かべた剛さんが、股間に体重をかけ、太すぎるペニスを割れ目に突き入れてくる。

　巨大な肉の塊によって膣口をグイグイと押し広げられる感覚に、たまらず悲鳴を漏らしてしまう。
　やっぱり、太いっ……剛さんの、太すぎるわ……！

　痛がるわたしに構うこと無く、剛さんはさらに奥へと押し込んでくる。

　まるで処女を喪失した時のような痛みに必死で耐えていると、やがてペニスの先端が膣奥まで届いた。

　剛さんに犯されてしまった。その事実に心が押し潰されてしまいそうになる。
　心だけでなく、肉体的な意味でも圧迫感はもの凄かった。
　じっとしていても、膣穴をミチミチと押し広げられる感覚に、苦悶の声を漏らしてしまう。

　一方的に告げると、剛さんはわたしのお尻を両手でキツク握りしめながら腰を揺すり始めた。

　ゆっくりとした動きながらも、太すぎる男性器が膣肉に擦れるたびに、ひきつるような痛みを覚えて苦悶の声が漏れる。

　剛さんはさも気持ち良さそうに、笑みを浮かべながら腰を動かし続ける。

　若くて勢いのある亮くんのセックスとは違う、いかにも経験が豊富そうな、じっくりと馴染ませるような動き。
　苦しさに耐えているうちに、次第に痛みはなくなり、痺れるような快感が湧き上がってくる。

　わたしの反応が変わってくると、剛さんは腰を大きく引いて、ストロークを長くとりつつ、しっかりとした
　ピストンに切り替えてきた。

　圧倒的な存在感のある剛さんのペニスが、わたしの膣内を容赦なく擦り上げてくる。
　まだ苦しさはあるものの、下半身全体が痺れた感じになり、次第に快感のほうが強くなっていく。

　無意識に口にしてしまっていた言葉を指摘され、ひどく恥ずかしい気持ちになる。
　けれど、言わなければ、あの映像を公開されてしまう……。