【 廉 】 「んぐ、んぅ……!?」
【 霞 】 「うあああああっ!! はあぁっ、ああんっ……!」
 

 亀頭が膣の中に侵入し、熱く濡れた感触に包まれる。
 先端が入っただけなのに、その快感で頭が爆発するかと思った。

【 霞 】 「ホントに、入って、ああぁん……」
【 廉 】 「姉ちゃんと、繋がって……くうっ……」
 

 初めて入った女性の中は狭く、まだ先端しか入っていないのに強く締め付けてきて、その感触が信じられないほど気持ち良い。
 とうとう姉ちゃんをモノにしたという達成感か、それとも実の姉と性行しているという背徳感か、いろんな気持ちがない交ぜになって
 胸が高鳴る。

【 廉 】 「はぁ、はぁ……姉ちゃんの、中……」
【 霞 】 「廉のっ、入ってっ、んんっ……」
 

 心臓がバクバクと音を立てて鼓動し、その強さで弾けてしまいそうな錯覚を覚える。
 流れ込む血流の激しさに頭が割れそうになった。

【 廉 】 「もっと、奥に……」
【 霞 】 「だ、ダメッ、はっ、んはっ、んんぅ……!」
 

 姉ちゃんが少し苦しそうな声を上げるけど、膣内の感触が気持ち良すぎて体が勝手に動こうとする。
 ペニスで膣内を押し広げ、力ずくで奥に進んでいくと、亀頭に何かが引っかかった。
 さらに押し込むとぶちっと千切れた。

【 廉 】 「うああああっ……!」
【 霞 】 「んんんーーーーーーっ!!」
 

 ペニスの大部分が膣に包まれた瞬間、強烈な快感で射精欲が一気に高まる。
 それと同時に、姉ちゃんがベットのシーツを強く握り締め、体を弓なりに反らせた。
 一瞬遅れて少し粘り気のある液体がペニスを伝い、生暖かい感触とともに赤い血が膣口からこぼれる。

【 廉 】 「はっ、はぁっ、んんっ……!」
【 霞 】 「んんっ! あはぁ、うああっ!」
 

 流れ出た血の意味を理解したけど、潤った膣が気持ち良くて腰がひとりでに動く。
 痛みで声を漏らす姉ちゃんのこともお構いなしに、腰を前後に振った。

【 廉 】 「姉ちゃん、ごめん……でも……!」
【 霞 】 「ご、ごめんじゃ、ないわ、よ……! んんっ、ぐうっ……!」
 

 謝った理由は無理やり襲ったことでも処女を奪ったことでもなくて、姉ちゃんの痛みを労る余裕がないから。
 胸に罪悪感が渦巻くけど、それでも体は快楽を求めて止まらない。

【 廉 】 「はっ、はっ、はっ、はっ……」
【 霞 】 「もっと、ゆっく……うあっ、あっ、ううっ……! んくっ、んあぁんっ……!」
 

 姉ちゃんの中はきゅうきゅうに締まって狭く、溶けそうなほどに熱い。
 膣の肉と膨らんだ亀頭が摩擦すると、脳が焼け付きそうな快感が駆け巡り、腰を振るのに夢中になる。

【 霞 】 「廉のっ、チンポッ、はあっ、あっ、うっ、大きっ、いっ……んっ、んぅっ……」
 

 初めて男を受け入れ、苦しそうな声を上げる姉ちゃん。
 その声を聞くと本当に繋がったという実感がこみ上げ、胸の中がマグマのように煮え滾る。

【 廉 】 「はっ、はっ、はっ……姉ちゃん、姉ちゃん……!」
【 霞 】 「うっ、くっ、んっ、んうっ……はっ、はっ、ああんっ!」
 

 まさか姉ちゃんが処女だったなんて……こんないい体した女を放っておくとか、周りの男どもは何考えてるんだ?
 初めてを自分の物にできた嬉しさとともに、場違いな怒りと優越感が不思議と湧いてくる。

【 廉 】 「姉ちゃんの中、マジで気持ち良い……! はっ、はっ、はっ、くうっ……!」
【 霞 】 「んあっ、あっ、あっ、あんっ! 硬いの、中で動いているっ、はっ、うああっ……!」
 

 溢れる蜜と血が混ざり、赤かった血が薄まってピンク色っぽくなってきた。
 痛みに耐えていた姉ちゃんの声にも切なそうな響きが混じり、感じているんだと分かる。

【 廉 】 「くっ、はっ、はっ……!」
【 霞 】 「あっ、あんっ、あうっ! はっ、はっ、はっ、んはああんっ!」
 

 丸く肉付きのいいお尻に下半身を叩き付け、獣のように夢中で膣を突く。
 パンパンに張った亀頭で膣内をこすると姉ちゃんが喘ぎ、俺も快感が強すぎてペニスが破裂するんじゃないかとすら思えた。

【 廉 】 「姉ちゃん、はっ、はっ、姉ちゃん……」
【 霞 】 「弟の、チンポで……んっ、はっ、ふはっ、んぅっ、こんなの、ダメなのに……!」
 

 ペニスが痛いほど勃起し、思考が快楽に染まってもう腰を振ることしか考えられない。
 膣からもますます蜜が溢れ、ペニスの動きをスムーズに滑らせる。

【 廉 】 「ふっ、ふっ、はっ、はっ……!」
【 霞 】 「あっ、あっ、んはあっ、んんっ……! うあっ、はっ、はっ、はぁんっ!」
 

 真っ直ぐ、単調に、ただひたすらに腰を振って姉ちゃんの中で動き続ける。
 腰を押し出す度、引き戻す度、姉ちゃんも反応して甘い声で鳴いた。

【 廉 】 「姉ちゃん、出る……!」
【 霞 】 「えっ……!?」
 

 さっき入れたばかりだけどもう限界だ。
 限界を伝えた途端、姉ちゃんが目を見開いて驚く。

【 霞 】 「だ、ダメ! それだけはダメ!」
【 廉 】 「はっ、はっ、はっ、んっ、はあっ……!」
【 霞 】 「ああっ、ひあっ、あんっ! うああっ、ダメぇ、赤ちゃんできちゃうっ……!」
 

 姉ちゃんの口から出た赤ちゃんという言葉を聞いて、突き上げる速度が速くなった。