【 優奈 】 「…………えっ?」
 

 ベッドに押し倒された優ちゃんは、まだ事態が飲み込めていない様子でぽかんとした表情を浮かべている。
 無理もない。私自身、自分の行動が信じられなかった。

【 優奈 】 「お……おじさま?」
【 康司 】 「っ、すまない。こんな事は間違っているのは百も承知だ」
【 康司 】 「それでも、もう自分を抑えられないんだ」
【 優奈 】 「なにを……あっ、やっ」
 

 胸元の膨らみを服のうえから右手で握り締めると、優ちゃんの体がびくんっと跳ねる。

【 優奈 】 「て、手を離してください、おじさま!」
 

 ようやく事態を察したのだろう。
 端正な顔に怯えの表情を浮かべた優ちゃんが、身をよじって私の手から逃げようとする。

【 康司 】 「すまない、本当にっ……ハァ、ハァッ」
 

 胸をいっぱいにした罪悪感とは裏腹に、乳房を握り締めた右手が勝手に動いてしまう。
 柔らかい。それに驚くほど張りがあって、手のひら全体を心地よく押し返してくる。
 極上の乳房の感触に興奮が高まり、乳房を揉む手に自然と力が入っていく。

【 優奈 】 「いたっ……あっ、助けっ……こ、康一!」
【 康司 】 「っ、駄目だ。康一にこんな所を見られてもいいのかい?」
【 優奈 】 「あっ」
 

 反射的に大きな声をあげた優ちゃんが、ハッとしたように口をつぐんだ。

【 優奈 】 「ど、どうして……おじさまはこんな事をする人じゃありません。手を離してくださいっ」
【 康司 】 「私も昨日まではそう思っていた。しかし違ったんだよ」
【 優奈 】 「そんなことありません。おじさまはきっと……その、少し混乱してるだけなんだと思います」
【 優奈 】 「とにかく手を離して、ちゃんとお話をさせてください」
【 康司 】 「もう無理なんだ、それは」
【 優奈 】 「ど、どうしてですか?」
【 康司 】 「3日前、私は見てしまったんだ」
【 優奈 】 「えっ?」
【 康司 】 「優ちゃんと康一がセックスしているのを覗いてしまった」
【 優奈 】 「あっ……うそ……」
【 康司 】 「その時、優ちゃんが絶頂する顔を見て気づいたんだ」
【 優奈 】 「気づいたって……な、何のことですか?」
【 康司 】 「私は優ちゃんに欲情している。優ちゃんを抱きたいと、本気でそう思っているんだよ」
【 優奈 】 「そ……そんなの嘘です。嘘だって言ってください、おじさっ——」
【 優奈 】 「きゃあ!」
 

 上着の裾に手をかけてぐいっとめくり上げると、優ちゃんの乳房があらわになる。

【 優奈 】 「やっ、見ないで……ふ、服を戻してくださいっ」
【 康司 】 「すごい。これが優ちゃんの……はぁ、信じられないくらい綺麗なおっぱいだよ」
 

 つんと上を向いたその形も、たっぷりとしたその量感も、きめ細やかな肌の色艶も。
 いままで見たことがないほど綺麗な乳房に興奮が高まるのを覚え、生の乳房を右手で握り締めていく。

【 優奈 】 「だめ、揉んだりしないでっ、あっ、んっ、んふっ」
 

 柔らかな乳房をこね回すたびに、優ちゃんの唇から悲鳴とも喘ぎとも取れそうな声が漏れる。

【 優奈 】 「こんなのおかしいです。ぜったいに間違ってますっ」
【 康司 】 「わかっている。しかしこれが私の本心、本性なんだ」
【 康司 】 「優ちゃんを抱きたい。そして、出来るなら優ちゃんにも気持ち良くなってほしいんだ」
【 優奈 】 「そんな、わたしは感じたりなんて……んふっ!」
 

 乳房の頂上にある薄桃色の突起に指先で触れると、優ちゃんの体がひくんっと跳ねた。

【 優奈 】 「あっ、やっ、そこを擦らないで……あっ、あっ、だめっ」
 

 柔らかな乳房を下側から搾り上げるように揉みつつ、わずかに突起している乳首を指の腹で何度も擦り上げる。

【 康司 】 「もしかして優ちゃんは乳首が弱いのかい?」
【 優奈 】 「っ、そんな事ありません。もうやめっ……ふぁぁ、あっ、あひぅっ」
 

 親指と人差し指を使って乳首を摘まみ上げてスリスリと擦ると、優ちゃんの口から今度こそ誤魔化しようのない甘い声が漏れた。

【 優奈 】 「だめです、そんなっ……ひぅっ、やめてくださ、あっ、ふぁ、あっ、んふぅぅっ」
【 康司 】 「乳首が硬くなってきている。はぁ、優ちゃんが感じてくれて嬉しいよ」
【 優奈 】 「っ、違います。わたしは感じてなんて、あっ、ひぁっ、だめぇ……ひぁ、あっ、あっ、ひぅうっ」
 

 丹念な愛撫を続けるほどに、優ちゃんの乳首は次第に充血して硬くなり、その声音も甘いものになっていく。