【 梓 】 「んぐっ、ふっ、んんっ……くっ、う゛っ、んぅうっ！」
 

　ペニスが突き入れられるたびに、一般人ならショック死していてもおかしくない痛みが幾度となく梓の体を駆け抜ける。
　それでも幼い頃から拷問や毒に耐える訓練を受けてきた梓は、ある程度まで、意識的に痛覚を遮断する術を身に着けていた。
【 梓 】 「ハァハァ、あぐっ、うっ、う゛あっ……ふっ、うくっ、ぐっ！」
【 オーク 】 「ブフッ、ブフォッ、ブフッ」
 

　梓の口から漏れる声が小さくなったことに不満を覚えたのか、オークは醜い顔をさらに歪め、いっそう激しく腰を振り始める。
　拘束用の台ごと梓の体がガクガクと揺さぶられ、ボディスーツに包まれた乳房が大きく縦に揺れ弾む。
【 梓 】 「ふぐっ、う゛っ、くっ、ふっ、ううっ……うくっ！」
【 阿久津 】 「これでも悲鳴を上げないとは、大したものです。どうやら痛みで梓さんの心を折るのは難しいようですね」
【 阿久津 】 「それでは、先に実験の目的だけでも遂げさせていただくとしましょうか」
【 梓 】 「んくっ、ハァ、ハァ……えっ？」
【 オーク 】 「ブッフゥウウウウッ！」
 

　興奮しきった声とともに、オークが勢いよく股間を突き出してくる。
【 梓 】 「ふんぐっ！！？」
 

　次の瞬間、子宮口に深々とめり込んだ亀頭が爆発的に膨らみ、その先端から勢い良く粘液が噴き出した。
　どびゅくうううううううっ！！　どびゅるるるるっ！　ぶばびゅっ！　どびゅるるるっ！！
【 梓 】 「ひぐっ、あっ、うううっ！　熱いのが奥にっ……これ、精液！？」
 

　子宮内に注がれ始めた液体の正体に気づいた梓の顔に、焦りの表情が浮かぶ。
【 梓 】 「は、離してっ……離しなさい！」
【 オーク 】 「ブフッ、ブフッ！　ブフウッ！」
 

　オークは醜い顔を愉悦に歪ませながら、まるで小便でも排泄するような勢いで梓の子宮に精液を注いでくる。
　のみならず、必死に体をよじる梓の腰を両手で固定したまま、射精中のペニスをさらに奥へと押し込んできた。
【 梓 】 「ふぐぅううっ！　奥っ、入れないでっ、ひっ、あぐっ！」
 

　びゅるるるるるっ！！　どびゅっ！！　びゅくびゅくっ！　どびゅるっ！　びゅるっ！
【 梓 】 「ひうっ、んっ、んくっ、もう出さないでっ、ああっ、妊娠なんて、ぜったいに嫌よ！」
 

　子宮を満たしていく濃厚な精液の感触に、強烈な嫌悪感と同時に妊娠への恐怖を覚えた梓がたまらず叫ぶ。
　そのときだった。
【 梓 】 「な……なに？　この感じっ……んくっ、んっ、んふんっ」
 

　内部の粘膜にベッタリと付着するほど、濃厚な精液で満たされた子宮がジンジンと熱を持ち、疼くような感覚が下半身全体に広がっていく。
  「どうやら効いてきたようですね。それはオークの精液がもつ催淫作用によるものです」
【 梓 】 「はぁ、はぁ、どういうこと？」
【 阿久津 】 「簡単に言えば媚薬のようなものですよ」
【 梓 】 「び……媚薬ですって？」
【 阿久津 】 「牝を発情させて排卵を誘発し、より妊娠しやすい状態にする」
【 阿久津 】 「ふふ、痛みには耐えられても、はたして快楽には耐えられますかね」
 

　阿久津の言葉に呼応するように、オークがふたたびピストン運動を開始する。
【 オーク 】 「ゴフッ、ブフッ、ブブウッ」
【 梓 】 「私はそんな、んんっ、発情なんて、するわけが……ふぐっ、んっ、んぁ、んふっ」
 

　まだ射精を終えていないペニスを膣穴の中で前後させ、濃厚な精液を膣全体に塗り込めるように動かしてくる。
【 梓 】 「くふっ、んんっ、ひぐっ、んっ、んふっ……おっ、んっ、んふっ、んんっ」
【 梓 】 「こんな、ことでっ……んふっ、んっ、くふうっ、んっ、おふっ、んんっ、んふっ！」
 

　先ほどまで痛みしか感じなかったにも関わらず、ペニスの凹凸が膣肉に擦れるたびに、痺れるような快感が梓の体を駆け巡る。
　肉襞の間から愛液が滲み出し、膣道を逆流した精液と混じり合って、性器同士の結合部からジュボジュボと卑猥な音が響き始めた。
【 梓 】 「う……嘘よ、こんなっ……うくっ、はっ、んふぁ、んんっ、ふぅふぅ、んんっ！」
【 オーク 】 「ブフッ、ブフッ！」
 

　周囲に立ちこめ始めた牝のフェロモン臭に興奮したのか、オークの動きが激しさを増す。
【 梓 】 「くふっ、んんっ、おふっ、んっ、ひうっ……んっ、んふっ、あっ、んふんっ！」
 

　赤く腫れ上がった陰唇を膣口の内側に巻き込みながら、粘液まみれの膣穴へとペニスをズボズボと乱暴に突き入れてくる。
【 梓 】 「くひぁ、はっ、んんっ、やめなさっ、くっ、はう、ううっ……んひぅ！？」
 

　膨らみきったクリトリスが陰茎に生えた突起に擦れた瞬間、電流が奔ったような快感が梓の背筋を貫く。
【 梓 】 「くっ……うううっ！」
 

　慌てて唇を噛みしめて嬌声を飲み込むものの、体の反応まで止めることは出来ない。
　全身が火照って敏感になり、充血した乳首がスーツの布地越しにもハッキリと判別できるほどに膨らんできた。
【 阿久津 】 「最強と言われた忍者といえども、所詮は牝。やはり快楽には勝てないようですね」
【 梓 】 「はぁ、はぁ、勝手なことを言わないで。私はまだ負けてなんて……」
【 梓 】 「おふっ！？」
【 オーク 】 「ブフォッ、ブフゥッ！」
 

　まるで自分との行為に集中しろとでも言うかのように、オークが膣奥を集中的に小突き回してくる。
【 梓 】 「お゛ひっ、ん゛っ、お゛ふっ、やめっ……おっ、んお゛っ、おふっ、んっふうっ！」
【 梓 】 「くひぁ、あっ、んふっ、んおっ、おふっ、んっ、んふっ、んんっ、ふうううっ！」
 

　極太のペニスの先端が子宮口にドスドスと叩きつけられるたびに、梓の体が大きく揺さぶられる。
　腹を突き破らんばかりの衝撃にも関わらず、オークの精液によって発情させられた梓の体は、痛みと同時に強烈な快感を覚えてしまう。